被爆建物見学ツアー
夏休みの最後に、父子で平和学習をすることにしました
なので今回はキャンプ&ペットブログとはちょっと違いますが、peaceつながりです。
さて。
久しぶりに涼しい朝、まず平和記念公園に向かいました
まず一番初めに、原爆死没者慰霊碑に参拝し、今日のツアーの始まりです。
今回は、定番の平和記念資料館の見学ではなく、
被爆建物見学ツアーです。
広島市内にたくさん残っている被爆当時の建物をいくつか車で巡りながら、
平和のこと、原爆のことを考えてみよう!というツアーです。
(企画制作;わたし
)
一番目に訪れた被爆建物は、コチラ。
現在の「
平和記念公園レストハウス」です。
この建物は戦時中、「
大正屋呉服店」だったそうです。
レストハウスを後にして、元安橋を渡り、次に我々が向かったのは、
コチラ。
やはりココは外せない、一番有名な被爆建物で世界遺産の「
原爆ドーム」です。
ここは被爆当時、「
広島県産業奨励館」という建物でした。
ふと、元安川に目をやると、ちょうど宮島からの連絡船が平和公園に戻って来ました。
その後我々は、「
爆心地」(現在は病院があります。)や、
「
原爆の子の像」(子どもたちが折り鶴を捧げる像です。)を見学し、
平和記念公園を散策して、車に戻りました。
続いて向かったのは、コチラ。
「
旧日本銀行広島支店」です。
(撮影;息子)
ここは建物の中も見学できたので、せっかくだし入ってみることにしました。
銀行として使われていた頃のカウンターがそのまま残されていました。
続いて向かったのは、美しい並木の景色が広がるコチラ。
「
広島大学旧理学部1号館」です。
この建物を保存しつつ、広島大学の跡地を有効活用することになっていますが、
現在のところは、跡地は公園になっています。
ちょうどこの日は、近くの中学のクラブ(陸上部?)の練習が行われていました。
古びた煉瓦の壁の色が、年月を感じさせます。
そして。
最後に向かったのはコチラ。
「
旧日本通運出汐倉庫」です。
ココは、戦時中は「
陸軍被服支廠」という軍の制服関係の施設でしたが、
戦後、倉庫として使用され、現在は、広島県が管理しているとの看板が出ていました。
コチラも先ほどの「
広島大学旧理学部」と同じ煉瓦の壁です。
軍の施設だけあって、とても規模が大きく、ずっと先まで壁が続きます。
この建物で目を引くのは原爆の爆風で曲がった鉄扉です。
ずらっと並ぶ西側の鉄扉の多くが曲がった状態です。
爆心地から2.6キロも離れた場所でも、これだけの被害を受けています。
息子にこの扉を見せて、爆風の威力を説明したところ、驚いていました。
と言う訳で、今回の被爆建物見学ツアーは、小4には少し難しかったかなと思いますが、
嫌がりもせず、真面目な顔で付いて来てくれたので、また、企画したいと思います
ちなみに我が家のキャンプ犬peaceは、今回、いい子に留守番でした
その名前のとおり、うとうと昼寝をしながら世界の平和を願ってくれていたことでしょう
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